ながながとお送りいたしました『海人の都』。いかがでしたでしょうか。
このお話のすぐあとに起きた出来事が『月影の歌う木々』で、つまり順序が逆ですがつながったお話です。
ホームページに載せるためにデジタル化したテキストを探したのですが、現在そのままつかえるファイルというのが少なくて、現実にはこれと『月影の歌う木々』しかなかったのでした。
あとは大学ノートに手書きされているもの、ワープロ専用機のフロッピーに埋もれたまま、おそらく磁気が薄れてしまっているもの、ワープロ専用機で印字された紙原稿しか残っていないもの、と三種類あるのですが、どれもこれも掘り起こすために非常に面倒な作業を伴いそうで…ちょっと気が遠くなっているところです。フロッピーに埋もれたものなんか、文字通り埋もれてしまって、発掘不能だし。
このお話自体はかなり前の産物です。今回公開するにあたり、見直しをしようと思ったのですが、あまりに長くて挫折しました。申し訳ありません。
一度は推敲をしてあるはず(あくまでも「ハズ」)ですが、ここ、なんかへんだよとお思いのところなどありましたら、お知らせくださるとありがたいです。
このたび、ダウンロード版作成のためにようやく見直しをし、多少の加筆、改稿をしました。とはいえ、基本のストーリーや展開には変化はありません。誤字や記述の誤りなどございましたら、どうぞお知らせください。楽しんで読んでいただければ、幸いです。(2001.12.2)