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島の夢見・あとがき


 『島の夢見』を読んでくださってありがとうございます。
 この話は当サイトのアクセスカウンタ二万ヒット記念のキリ番リクエストを受けて制作されたものです。お題は『妖魔の島』にでてくる脇役ティストの、隠された(?)彼女との恋愛話。らぶらぶ+甘々でした。というわけで、私としては非常に珍しい、ハッピーエンドなラブストーリーとなっています。きちんと「らぶらぶ+甘々」しているかどうかは心もとありませんが、書いていてたいへん恥ずかしかったことだけは確かです。
 依頼を受けたときには、完成は数ヶ月後どころか数年後になるかもしれないと危惧していたのですが、とあるきっかけで一気に書き上げることができました。実質二日という自分としては記録的な速度です。もう二度とこんなことは起こらないでしょう(苦笑。

 『島の夢見』は、脇役に焦点を当てた番外編的な話ですが、じつをいうと本編にとても深く関わっている話でもあります。ストーリー的にはそれほどでもありませんが、物語世界を理解するために作者にとっても必要な一編だったと思います。
 この話ひとつだけを読んでも理解できるように書いたつもりですが、本編と、同時進行していたおまけ企画『魔法使い見習いエスカの日誌』と三つが補完しあっているので、できればそちらも読んでいただけると嬉しいです。

 最後に、『島の夢見』はリクエストしてくださった冬木洋子さん@【カノープス通信】に捧げさせていただきます。冬木さんが依頼してくださらなければ、この話は書かれなかっただろうと思うからです。荒削りな初稿を読んでくださったうえ、名なしのヒロインに名前をつけていただいて、どうもありがとうございました。(そう、ジーナという名前は、冬木さんが幾つかあげてくださった中から僭越にも作者がひとつ選ばせていただいたものです。)

 それでは、楽しんでいただけたらうれしいのですが。

2003.5.30 ゆめのみなと 拝

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