【夢の湊】二万アクセス御礼掌編『神夢』をお読みいただき、ありがとうございます。
この話は、とりあえず『一角獣の虜』とおなじ世界を舞台にしており、時間的には『一角獣の虜』よりあとの話となっています。
とはいうものの、登場人物はほとんど重複していません。唯一、レーヴェンイェルムの殿がほんの少し顔を見せる程度です。基本的にこの話だけを読んでいただいても支障はないと思われます。
じつはこの話は『一角獣〜』のつづきを書こうとして挫折した、いくつかのバージョンのうちのひとつで、そういう意味では『記念日』とおんなじような存在のエピソードなのでした。
今読むと微妙にパラレルワールドっぽいのですが、この話はこの話として（とくに巫女姫の話としては）気に入っているので、単独で読めるようにとこの度少しいじりました（そのせいで余計にパラレル化が進んだような気もするのですが…）。
お気に召していただければ幸いです。